大阪洗体通信

福祉用具で洗体ブラシというものがある。
これは身体の不自由な方が身体を洗うのに適したブラシで、例えば片麻痺の方は片手で
身体が洗えるようなっており、また関節可動域に制限がある方にも関節に負担がかかり
にくくなっている構造となっている補助器具で背中や足元に手が届かなく洗いにくい方にも
負担を少なくして自分で洗うことができるものとなっております。

先日、とあるメーカーの福祉用具の洗体ブラシを使用してみたのですが、持ち手の
持った感じ、長さ、太さも良く、軽くて使いやすいものでした。

形状も直線部分だけではなくカーブしている形状部分もあるので届きにくい箇所にも関節に
負担がかかることなく届き、全身を洗うことが可能でした。
本来入浴というのはリフレッシュ、リラックスができる癒しの時間ですのでこの補助器具の
洗体ブラシが使いにくく洗いたい部分に届かないなど入浴時にストレスを感じてしまうのは
本末転倒になってしまいます。

以前から何種類も各メーカーの洗体ブラシを使用していますが、入浴時に不満を感じる
ようなものはなく全て身体の不自由な方のために考えて作られたものとわかりました。

今回使用した福祉用具の洗体ブラシですがグリップ、ブラシ部分の肌への感触、重さ、
あと洗いやすさも非常に優れているものでした。
各メーカー様々な洗体ブラシがあり使い方や個人によっては好みも分かれると思いますが、
その中で使い手に一番合ったものを選んでいただき、大切な入浴のお時間を楽しく
過ごしてもらいたいと思います。